どこまで言ったっけ? 司法書士までか。で、せっかくあっちまで行ったんだから、帰りは名古屋で遊ぼうと。
名古屋の街は道幅が広くて坊ちゃん(5)は仔犬の様に走り回るんだけど、ついに転んでいつもの「父ちゃんのせい!」と号泣。何でも人のせいにさせたら日本一です。
名古屋と言えば鶏かなと。子どもでも食べれるように串かなと軽く食べログ調べたら、良さげな店を発見したので行ってみたら、思い描いたのと違う二度漬けお断りな串カツ屋だった。
長椅子でカウンターしかないのは事前情報で知ってたけど、お店の人が無愛想というか、怖そうなおばちゃんと言う情報はなかったので、席に着いてから軽く後悔。カウンターで飲んでる人達は皆おばちゃんに気を使って注文してるのな。昨日家族で行った焼肉屋もこんな感じだったし、こっちはこれがデフォなのかも。東京はサービス過剰なのかもとか思いつつ食べまくる。
トマトに差し掛かった時、坊ちゃん(5)が塩をかけ過ぎた! するとおばちゃんが、塩のかかってないトマトを、その塩に付けて食べるとよいとアドバイスをくれた。
よし!ここぞとばかりに「この子は肉よりも、トマトが好きなんですよ」「うちら東京から来たんですよ」的な話で切り込んでみたら、おばちゃんは低い声で「東京特許許可局」と言った。
え? もしかしておばちゃんはこの怖そうな雰囲気だけど、これがデフォで実は愛想が良いんだと気づくと後は楽だった。明日行く水族館の話や肉を食べないと大きくなれないよとか、手羽先の肉がまだ残ってるとか坊ちゃん(5)は相手してもらってました。これが旅の醍醐味。